地産地消のススメ

先日の放送のVTRの中でご登場いただいた草津あおばなを長年にわたって育てていらっしゃる、中村繁男さんをご紹介します


中村さんは現在８３歳
１０歳の頃からアオバナ栽培を始められたので、今年でなんっっと７３年目です

これだけ長い間続けると、何度かやめようと思った事もあったそうです……

でもその時、「やめたらいけない。なんとか続けてほしい」という声があがり、今まで続けることができたそうです

最近ではニュースでご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、

白いアオバナ、シロバナ……

いえ、美白草津中村一号
が咲きました

なんでもこれは中村さんの畑でしか咲かないのだとか



これからこの白いアオバナの研究も期待されています

また、元々アオバナは京友禅の下絵の際に使う染料でしたが、
今では番組内でご紹介したように、アオバナの成分が体にいい
という発見から、食用として注目が集まっています
（なんでも、アオバナに含まれる成分に、血糖値の急激な上昇を抑制する成分や、
デトックス効果、血液のドロドロや肥満改善、アンチエイジンング効果などが期待できるんだそう）



ところで、中村さんにインタビューして印象的だったことがあります

私が中村さんにアオバナ栽培での一番のご苦労を伺ったところ、

中村さんは奥様の久枝さんがしている、
紙にアオバナの液を塗る工程が一番大変で、これは奥様にしか出来ないし、
奥様が一番苦労していると、話してくださいました

なんて奥様思い

ご自分も大変ご苦労されているはずなのに、
それよりもいつも一緒に作業している奥様に対して思いやっていらっしゃる姿が大変印象的でした
喧嘩もしょっちゅうだと仰っていたお二人
まさしく喧嘩するほど仲がイイですね



これからもお二人仲良く、この草津のアオバナを守り続けて欲しいです