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Posted by 滋賀咲くブログ at

2011年10月03日

D.I.Y.

撮影・編集の奥西です映画

9月16日のオンエアでは、もち米
そしてもち米から作られるあられ・おかきをご紹介しました。


今回の生産者・西村至さんは、
あられ屋でありながら、もち米生産者でもあります。
それを表すのが西村さんのお店「八荒堂」の看板です

米作りから、あられ造りまで
こだわりぬいた原料は西村さん自身の手で
手塩にかけてicon06作られているのですkao_10

お手製なのは、なにも食糧だけではありません

焼き網、これも西村さんの手作りiconN04


天井に開いたこの穴も、2階の加工場の音を下で聞き取るためのひと工夫iconN04


更には、かきもちを作る一連の機械類も、八荒堂仕様のオーダーメイドiconN04

八荒堂には既製品というのがほとんどありませんkao_16
よりよい商品を作るためには、
妥協せず、無いものは自分で作る
これこそまさにDIY(=Do It Yourself;自分でやる)icon22
お話をうかがう中で何度
これも西村さんが作られたんですかiconN06」と聞き返したことか…

ところで、大津市小野にある小野神社って、みなさんご存じですか?
この神社は日本でも唯一の餅の神様を祭った神社なんだそうですが、
西村さんの餅は毎年ここに奉納されているそうです。

滋賀県が餅の発祥にゆかりがあるとは恥ずかしながら知りませんでしたkao08
だから「滋賀羽二重糯(もち)」といった
有名なもち米ブランドがあったりするんでしょうねface01

 ↑↑「滋賀羽二重糯(もち)」を使用した米粉



Posted by BBCおいしがうれしが at 00:00 Comments( 0 ) 撮影こぼれ話

2011年09月15日

野洲のイチジクの顔

撮影・編集の奥西です映画

9月9日の放送では、イチジクと、

生産者の坂口哲哉さんをご紹介しました。


みなさん、イチジクの花ってご存知ですか?
「イチジクって漢字で無花果って書くから、花はないんじゃiconN05
僕もそう思ってました。
今回、イチジクを取り上げるためにいろいろ調べていたら
なんとイチジクに花はあったんです、しかも実の中に!

実を割った中のつぶつぶ1つ1つが花なんですiconN04
こういう花の付き方を隠頭花序(いんとうかじょ)と言うそうです。
世の中、珍しいモノがまだまだいっぱいあるんですねぇkao_21

                  iconN08        iconN08

僕たちはVTR撮影の前に
事前に生産者さんの農園を下見させてもらうのですが、
坂口さんのビニールハウスを見学させてもらった時は
まだ8月上旬の暑い盛りicon01で、しかも昼間tokei3
閉め切ったハウス内はもうサウナバス状態で、
一歩中に入った途端、メガネ目レンズカメラは曇り、
指をこすれば湿気でヌルッとなるんですkao11
これにはビックリkao_16

 ↑↑入った途端にこの状態。僕のようなメガネっ子にはもうたまりませんkao_15
  (※ピンボケ写真ではありません;ちなみに枝と手が写っています)

 ↑↑少し曇りがとれてきた状態(ちょっと朝もやっぽい!?)

果たして、こんな環境で撮影映画できるんだろうか?
と、心配kao_3していましたが、
撮影日は朝も早く、少し涼しかったので、
順調に撮影ができました(ホッkao05


さて、生産者の坂口哲哉さんは
地元では“てっちゃん”の愛称で知られていて、
ご自身のイチジクも「てっちゃんイチジク」として販売されています。

 ↑↑パッケージには坂口さんの似顔絵のイラストも
また今月からは「てっちゃんイチジク」で作ったジャムを新たに販売されます。
これには坂口さんの奥様・みつ子さんのお名前が記されています。


坂口さんご夫婦が手塩にかけて作られたicon06イチジクを
是非みなさんも味わってみてくださいface02
おうみんち 野洲店ほかで売ってまぁ~す。




Posted by BBCおいしがうれしが at 23:42 Comments( 0 ) 撮影こぼれ話

2011年09月13日

市場最大の作戦

撮影・編集の奥西です映画

カレンダーもいよいよ9月に突入しましたねmomiji
食欲の秋”僕らの番組には打ってつけの季節かなiconN06

さてこれまで直売所を主に取り上げてきましたが、
9月2日の放送では量販店コンビニ市場錨をご紹介しました。
(しかもオンエア当日は台風tenki_1も直撃…)



当然ながら、量販店にしろ市場にしろ
自県・他府県問わず全国から品物が入って来るトラックわけですが、
今回はそんな中で滋賀県産を推進しようとする
市場での地産地消の取り組みを取り上げました。
確かに、同じ滋賀県で生産している品物があるなら、
わざわざ他府県の物ではなく、自県の物を買う方がいいですよねface01
まさに「地産地消のススメiconN36

その中で今回白羽の矢が立ったのが、カボチャ
市場の方もさることながら、生産者の方も
市場に対して安定した供給ができると、
この取り組みに期待されていました。

↑↑生産者の長田亮さん(JAグリーン近江 かぼちゃ生産部会 副会長)

皆さんも店頭でカボチャを手にされた時は
近江のカボチャかどうかチェックしてみてはiconN05
そしてどうぞ近江のカボチャをごひいきicon22


ところで、市場へ撮影に行った時はちょうど“お盆”の時期でした。
そこで聞いたこぼれ話秘を1つ。
漁師さんつりは「お正月休み以上にお盆休みをしっかり取る」んだとか。
どうしてiconN05
「お盆の時期は、漁師さんも殺生したくないからねぇ」
なるほどkao_21
ただ機械的に獲るのではなく、魚への敬意の姿勢が見えた瞬間でした。



Posted by BBCおいしがうれしが at 12:00 Comments( 0 ) 撮影こぼれ話

2011年09月12日

ナスのお仕事

撮影・編集の奥西です映画

先月8月26日のオンエアで、
当コーナーもようやく10回目を迎えましたicon12
ここまで番組やブログパソコン見ていただいた皆さん、ありがとうございますface01
そして引き続き、これからもよろしくお願いしますicon22

さて記念すべき10回目のオススメ食材は…ナス

ナス?

このコーナーを以前からご存知の方なら
「前にもナスは紹介したやんiconN04」と思われるハズ。
確かに6月17日のオンエアで、ナスは紹介しましたiconN01
http://oishigaureshiga.shiga-saku.net/d2011-06-17_1.html



でも今回のナスは、ナスはナスでも
賀茂ナス」と「水ナス(泉州絹皮水ナス)」です。

 ↑↑<右上>賀茂ナス(俗にいう丸ナス)、<右下>水ナス、
   <左> 千両ナス(※ごく一般的なナス品種)

今回ご紹介した生産者の平井良行さんは、
京都大阪の特産物だったこれらのナスを
滋賀県での栽培に成功iconN36された方です。

平井さんの農園では、ナスは水田の中で作られています。
何でも、水を好むナスは水icon11をいっぱい吸うので、
手間や効率を考えると、水田は最適な環境なんだそうです。

野菜=畑と思っていた僕には、目からウロコ目でした

ただ水田なので、足はとられます…kao08

 「ハマっちゃった…ぬ、抜けない」

肉厚な賀茂ナスと、水気を含んでやわらかい水ナス。
全然タイプが違うナスだから、育て方も違うのかと思いきや、
こちらの農園ではどちらも同じ手法で栽培しているそうです。

実際、右畝の手前が「水ナス」エリア、
奥が「賀茂ナス」エリアと分かれているだけで、
それ以外の違いはないそうです。
(※ちなみに千両ナスも同じ場所で栽培されています)

でも賀茂ナスはしっかり実がつまっているし、
水ナスは名の通り軽く握れば水分が出るやわらかさ

そんな良い状態OKのナスをいつでも消費者の方に届けたいが、
消費者と作り手の需要と供給のタイミングを見計らうのが、
実は意外と難しい、と平井さん。

平井さんは農家さんでありながら、
常にヴィジョンは“ビジネス”前提。
(うかわファームマートの会長さんというのもありますが)
この農業がビジネスとして成立し
地元の経済がどうすれば回るかといったことを
絶えず考えて行動されているそうです。

直売所・うかわファームマート
そんな平井さんの“発信基地ロケット”といったところでしょうか。

ぜひ一度みなさんも訪れてみては?

実際の平井さんは、とてもお茶目気さくな“おっちゃん”ですkao_22




Posted by BBCおいしがうれしが at 11:35 Comments( 0 ) 撮影こぼれ話

2011年08月29日

そしてカンピョウはつづく

撮影・編集の奥西です映画
19日のオンエアではカンピョウが作られる過程をご紹介しました。


カンピョウといえば
機械でシュルシュル剥くはさみ光景を
思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、

当然、電動式の以前は手動器具
それまた以前は人の手で剥いていたわけです。
あの大きいユウガオの実から、
細長いカンピョウを延々と剥きとる…気の遠くなる作業kao_4です

60年以上に及ぶキャリアkao_16をお持ちの中尾博次さんともなると、
その遍歴をすべて辿って来られたことでしょう

そんなカンピョウ生産の生き字引・中尾さんが
生産農家の激減icon15を嘆いておられたのは
聞いているコチラとしても、何とも残念でなりませんでしたkao_9

脈々と続いてきた伝統のカンピョウ生産が
これからまた盛り立っていくことを祈るばかりです

お寿司やおせち料理icon28などでカンピョウは
結ぶ”を表す縁起物祝として知られていますが、

この番組で生産者さん~直売所さん~消費者のみなさんを
結ぶことが出来ていたら幸いですicon06



 「これオススメ商品ですって」「僕も買って帰ろうかなぁ?」



Posted by BBCおいしがうれしが at 19:47 Comments( 0 ) 撮影こぼれ話